Boom Boom PINCUSHION

二次創作とか下ネタとかホモばかり話します。

「獣旋バトル モンスーノ」がヤバい理由、スゴい理由

※これは重度のモンスー脳(モンスーノ信者)が小汚いオタク丸出しで書いた記事です。真面目なアニメレビューは期待しないでくださいね。

 

  皆さんは、ホビーアニメが好きですか?私は好きです。

「健全」な少年たちが「同年代」の少年たちと「真っ向勝負」する…熱いホビーアニメは私たちの思い出として、ずっと残り、私たちの人生を彩ってくれる存在です。

 そんな中で、一際異彩を放った伝説のキチガイホビーアニメ、

「獣旋バトル モンスーノ」

はご存知でしょうか?

え?聞いたことない?泉に沈めてやろうか。

今回は、「モンスーノってヤバいアニメだって聞いたことあるけどあれ結局どんなアニメなの?」という未モンスー脳の方のために、モンスーノの魅力をお伝えしたいと思います。

モンスーノってどんなアニメなのさ

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 物語は全52話の2クール。本当は更に3期があるのですが、日本未公開の為今回は省きます。

主人公、チェイス・スーノが、失踪した科学者の父が託したモンスーノ、ロックと出会い、仲間たちととも「チーム・コアテック」を結成。モンスーノをめぐり巨大軍事組織「S.T.O.R.M」や地下組織「エクリプス」など様々な組織と戦ってゆき、父ジェレディ・スーノと再会するまでが1期。

2期は更に、モンスーノを利用したテロリスト集団「フォージ」、謎の能力を持つ「ファイブアームズ」も参戦し、彼らとの戦いを通じて地球とモンスーノの危機を救うストーリーにシフトしていきます。

 

…と、 ここまで聞くとすごく王道に聞こえますが、そんなことはない。

だってこのアニメ、濃いんだもん。とにかく濃い。

 

モンスーノのここがヤバい!~常識が通用しない編~

■まずは見てみよう!

 暇な方はまず、テレビ東京が配信したモンスーノの紹介動画をご覧ください。


獣旋バトル モンスーノ

次に、ニコニコ動画で配信されているモンスーノ第一話をご覧ください。

 

おそらく大多数の方は、youtubeの紹介動画とのテンションの差に恐怖し、おののくことでしょう。

唐突に森の中を走り抜ける主人公チェイス、「親父?親父なの!?」と目を向けた茂みから恐竜が襲ってくるシーンから始まるモンスーノの狂気的なテンポに、ある人は静かにブラウザバックし、ある人はIQを搾り取られ、笑いながら視聴し続けるしかない状況に陥ります。ちなみに全話こんな感じです。

■日米共同製作アニメ、モンスーノは日本アニメの常識が通用しない

 基本的にホビーアニメは主人公一行が熱い心同年代のライバルを打ち倒すのが醍醐味である話は最初にしましたが、このアニメにそんなものはありません。

日米共同制作ですが、脚本はアメリカ側が書き上げており、とにかくフリーダム。

悪役は大抵おばさんおっさんです。そしてチームコアテック一行は容赦なく大人を叩きのめします。トラックで轢き逃げしたりして。それがモンスーノです 。

 

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 また、モンスーノは超テンポを保つために説明などを極力省く癖があり、アニメが始まった途端前回は雪山で戦ってたのに唐突にメキシコっぽい荒野でバス移動するシーンが映っていたりします。

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他にも、脚本を和訳するにあたり妙な言い回しに変化することが多々あり、敵を追うシーンで「二手に分かれよう」と言って三方向に散らばるなど

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わざとやってるのか天然ボケなのか分からないシリアスな笑いがたびたび視聴者を襲います。

この視聴者を置いてきぼりにしてなんぼな姿勢は、日本アニメでは見られない豪胆さですね。

 

モンスーノのここがヤバい!~登場人物編~

 モンスーノの面白さとカオスの核は、濃すぎる登場人物といっても過言ではありません。モンスーノの登場人物を、組織別に解説していきたいと思います。

◆コアテック

 主人公が所属するチーム。つまり主人公パーティ。青いモンスーノコアを持っています。

4人の少年と紅一点という王道な編成ですが、中身は全員個性的と表現するのも恐ろしいクラッシャー共の集まりです。

チームコアテックの公式画像が妙に影が濃くて悪堕ち感満点なのがいい味を出してる。

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チェイス・スーノ

 

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 チームコアテックのリーダーで、本作の主人公。CV:KENN 口が悪い方の十代

ホビーアニメの主人公といえば、コロコロ系の熱血!仲間!熱い心!バトル最高!というイメージが一般的ですが、チェイスは違います。

まず、とにかく口が悪い。仲間相手にすら「屑で役立たずの負け犬め!」煽り始めるほど酷い(一応、これは演技であることが後に判明しましたが)。精神攻撃は基本。

公式サイトでは「どんな困難にも立ち向かう勇気を持っている少年」と書かれていますが、初対面の大人たちに向かって「やあ役立たずの君たち!トイレはどこかな?」と毒を吐くのは勇気がありすぎる。

…と、結構酷く書いてしまいましたが、幼いころに母親と別れ父親は研究に追われる家庭事情のせいか、行動力とリーダーシップに優れ、彼の存在がチームコアテックを強く結びつけています。

父親から託されたモンスーノ、「ロック」との絆は、物語を大きく動かす鍵(ロック)となります。

 

●ブレン

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 チェイスの幼馴染で、メカニックの天才という分かりやすいブレイン枠。CV:鈴木千尋

「シオシオのうへ~」やら「ダサダサのダサ」など、独特過ぎるしゃべり方をする(通称:ブレン語)。

所謂三枚目ポジションで、コメディリリーフを背負うことが多いですが、幼馴染のチェイスから真っ先に相談を持ちかけられる程厚い信頼を得ているのも彼だけ。またチームの中では一際優しく、不思議な能力に悩まされるノアに理解を示そうとしたり、相棒のモンスーノ、「クイックフォース」を一つの生き物として大事に接する一面もあります。

youtubeの公式紹介動画で「孤高の天才ハッカーと無駄にかっこいい肩書きで紹介されてましたが、別に孤高な要素はないです。

 
●ビッキー

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 チームの紅一点でヒロイン。リアルファイト枠。CV:田野アサミ

中年だらけなこのアニメの数少ない清涼剤。そばかす美少女可愛い。

しかし公式サイトのキャラクター紹介でも「喧嘩っ早い」と書かれるほど腕っぷしが強く、マフィアっぽいおっさん二人を一分もかからずに蹴散らしたりする。っょぃ。

そんな彼女に見合うモンスーノは、重量級モンスーノ「チャージャー」

チームコアテックは手持ちのモンスーノの入れ替えが激しいですが、チャージャーは壁を破ったり他のモンスーノを抑えたりと、戦闘以外でも終盤まで安定して活躍する功労者です。

当人の姉御肌な性格も相まって、チームコアテックの中で最も安定感のある存在ですね。

 

●ノア

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 5話から参入した僧侶枠。CV:國立幸

彼の持つ特殊能力「モンスーノサイト」は、「ビジョン」という形で彼に未来を見せたり毒電波を受信させたりし、物語を動かします。

モンスーノの世界では希少なホビアニらしい美少年。一部の大きいお友達(男女問わず)に人気が高い。

彼の使用するモンスーノは「グローブレイドを中心に、飛行するものが多いです。

頭脳明晰ですが、山奥の僧侶だったため世間知らずで天然ボケな一面も。

彼の信仰する宗教がモンスーノに関係していたためかモンスーノの知識が深く、モンスーノの存在を許容し共存する道を目指していますが、それが原因でモンスーノを危険視する一部の人間と不和を起こしてしまうことに…

 

●アッシュ

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 7話から登場した面白黒人枠。CV:下崎紘史

チームの最年長。ノアとは逆にリアリストで、モンスーノの不思議な力にはあまり関心がない。

冗談で周りをかき回すことが好きな不良キャラですが、初登場回でいきなり「役立たずのゴロツキ」とか呼ばれたり、真っ先に裏切りを疑われたり、扱いが酷い。

実はジェレディ博士と繋がっており、チームに所属しながらも博士と連絡を取り彼の無茶ぶりにつき合わされたりしている。やっぱり不遇だ。

そんな彼ですが、2期では重い過去を背負っていることが明らかになり…

使用モンスーノは瞬間移動が可能な「エアスイッチ」

 

●ジェレディ・スーノ

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 チェイス父親で、天才科学者。ピーチ姫枠。CV:藤原啓二

 彼の研究によって未知のエネルギー「モンスーノエナジー」が発見され、モンスーノコアとモンスーノが誕生しました。

この時モンスーノエナジーについて「傲慢かもしれないが、自分の名前を用いずにはいられなかった」という名言を放ち、視聴者から第一話にして「傲慢親父」というあだ名が付けられることに。彼の性格は傲慢というよりむしろ謙虚で人のいいおじさんですが…

自分の研究が悪用されることを恐れ1期中盤まで身を隠していますが、様々な組織から狙われているため、1期終盤になると三話連続で敵組織にさらわれたりします。

そのたびに息子と「親父ーーーー!!」「チェイスーーーーーー!!」とやり取りをする姿は、むしろ視聴者を和ませることに。

そんなヒロイン属性の親父ですが、2期以降はなぜか世界中に敷かれたレールを走るマイ電車で息子をサポートし、モンスーノエナジーの強奪を頼んだり、電車を改造して海や空を走れるようにしたり、結構やりたい放題し始めます。

 

◆S.T.O.R.M

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 モンスーノの力を独占しようと企む軍事組織。黄色いモンスーノコアを所持しています。

圧倒的な数の兵士と独自に開発したモンスーノでチームコアテックを追い詰める…と言うと物凄い大ボスに見えますが、実際はその豊富な物資を目当てに他の組織からタカられる事が多く、カモとして扱われることもしばしば。

軍の施設と車は大抵チームコアテックに壊されてる。

司令官シャルルマーニュが軍を指揮していますが、軍で多発する内部分裂は大抵彼女の独裁政治が原因だったり。

シャルルマーニュ

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 STORMの総司令官。CV金田アキ

巨大軍事組織を総括する力と頭脳があり、モンスーノコアを上にスピンさせる高いテクニック(それが何の役に立つかは知りません)を持ち、最強のモンスーノ「キングブレイドで相手を撃ち落とす。

アメリカンなキャラデザ特有のケバい化粧のせいで第一話に登場する彼女をオカマと勘違いする人が後を絶たない。可哀想。

でも一部の悪の女幹部好きには大絶賛だったっぽい。彼女のエロ同人CG良かった…

パワーは十分だが、作戦がやたら真っ向からぶつかる脳筋仕様なせいで、いまいち勝率は高くない。

性格は冷酷で独善的。実はこの作品に登場する科学者のほとんどは元々STORM所属だったものの、彼女に研究を奪われないよう離脱したり、酷使に耐えられず逃亡した過去を持つ。

●ジョン・エース

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 STORMの兵士だが、シャルルマーニュの方針に疑問を抱く男。CV:松岡大介

ジェレディ博士とは友人だった為チェイスに対しても常に友好的な態度を示す、優しいおじさん。穏やかで冷静な大人としてチェイス達を導きますが、モンスーノに対しては「危険な兵器」という厳しい考えを持ち、後にその思想が災いしてとんでもないことに…

褐色肌+金髪+優しいおじさんという三連コンボが見事に私のどストライクで、彼をフォロワーさんに紹介されお見合い結婚した結果、私はモンスーノと出会えました。

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そのおっぱいのでかさに我々は圧倒せざるを得ない

 

コマンダー・トレイ

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 シャルルマーニュの忠実な部下。CV:佐々木義人

ジョン・エースとは違い、シャルルマーニュの命令に従い強引なやり方でチームコアテックを追い詰める。しかし、同時に軍人としての矜持は忘れない漢。カブトムシ型の「ヘビーパンツァー」をはじめ、様々なモンスーノを使用します。

第1話で、登場していきなり「もう十分時間は与えた!」と何に時間を与えたかもよくわからないままチェイスのモンスーノを強奪しようとするキレ芸を見せ、視聴者を混乱させた。

専用の射出器を使ってスピンゴーする姿が超かっこいい。

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なんやかんやで全編に渡って出演し、彼が輝く回もあるのですが、いかんせん地味な見た目のせいであまり彼に注目されることがないのが悲しい。

中の人である佐々木義人さんは、モンスーノ愛に溢れていることで有名。

ストライクフォース

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 2期から登場した、STORMの精鋭部隊。アルファ(赤毛の青年。CV:矢尾一樹)を筆頭に5人チームで構成され、チームコアテックの打倒を目指す。

メンバーは、リーダーのアルファメガネの頭脳派エックスレイ黒髪ポニテのお嬢様タンゴ強気な黒人のキロキャプチャ画像の関係で一人だけ合成ではめ込まれてしまった金髪のブラボー(ごめん)で構成されています。 

いかにもチームコアテックのライバルっぽいですが、初戦で5人中4人がモンスーノ以外の方法でボコボコにされるなど、いきなり先行きが不安になるスタートを切り、その後も事あるごとにチームコアテックに雑魚扱いされ馬鹿にされる可哀想な役回りに。

チームコアテックに真面目な態度で接してはならないことを教えてくれました。

 

◆エクリプス

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 モンスーノの強大なパワーを利用して世界征服を企むマッドサイエンティストエマニュエル・クリプス博士が発足した悪の地下組織。個人経営の小規模な組織ながら、博士が開発した赤いモンスーノコア「エクリプスコア」を裏社会に売り飛ばした莫大な利益から、STORMに次ぐ強大さを誇っています。変態は大体ここに所属して(あるいは雇われて)いる。現地集合現地反省会の流れに定評がある。

●エマニュル・クリプス博士

 

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 モンスーノの力に魅入られたマッドサイエンティストハゲ。CV:岩崎正実

シャルルマーニュと並び、一期のラスボスとしてコアテックと衝突する。使用モンスーノは地獄の番人「ヘルブレイカー」

モンスーノの持つ圧倒的なパワーに執着し、モンスーノエナジーを利用した様々な兵器を開発していますが、発明品の中には科学者倫理どころか人としての倫理観が崩壊してるものも多数存在する、作中最凶の男。

頭脳はもちろん、目的に到達するための行動力と棚ぼた的な運の良さも天才的なので、非常にたちが悪い。

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やたら赤くてキモイデザインの家具を選ぶセンスも天才的。

詳しい話は避けますが、マッドサイエンティストキャラ自体は他のホビアニで見かけても、彼ほど自然に狂気を曝け出しえげつない行動を平然と行うもそういないと思います。

彼の魅力をすべて語ろうとすると長くなるので今回は省略しますが、いずれ彼に関する記事を個別で上げたいくらい私は彼が大好きです。

●ハーグレイヴ

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 クリプス博士に従う執事。CV:内藤玲

執事として終始クリプス博士に付き添いフォローする、有能すぎる高性能じいちゃん。

背中にドリルが付いたアームを装備しており、基本的にはそのアームで博士を援護しますが、ドリルは穴を掘るどころかボタンを押したり崖を登ったり紅茶をかき混ぜたりモンスーノと渡り合ったりする。器用すぎ。

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しかし優秀な本人は一貫して博士に忠実なしもべとして、反省会に付き合ったり偶発的な実験の産物を報告したりして博士のメンタル面までケアする部下の鑑。

一期のラスト辺りからなぜか萌えキャラ化し、二期から登場するタリス教授と並んでこのアニメの癒し担当になる。全方位に隙がないぞこの爺さん。

使用モンスーノはさそり型の「シャドーホーネット」

●No.6

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 クリプスの息子で、チェイスとも深いかかわりを持つ少年。CV:増田俊樹

二期から登場。あのクソハゲサイコパスの血を受け継いでいるとは思えないほど礼儀正しく、クリプス博士を「お父様」と呼び慕っている。使用モンスーノは猿に似た「デマイズ」

とある事情でノア以上に世慣れしておらず、一話の中で三回も「今日は僕の誕生日だ」と言ってしまうくらい天然。可愛い。

そんな彼もまた、クリプス博士の狂気の産物であり…

 

 

以上、この作品の登場人物を一通り紹介しましたが、今回は記事の長さの関係で二期以降登場の組織やその他サブキャラは解説しません。

勿論、上記以外にも、様々なキャラクターが多数存在します。そして、どのキャラを取っても「モンスーノの世界の一人」として欠かすことができない、唯一無二のキャラクター達として輝いています。

もし、気になるキャラクターがいましたら、ツイッターで呟くなりして応援してくださいね。モンスー脳があなたの足首を掴んできます。

 

 

 …と、ここまで読んでくださった方は、いかにモンスーノというアニメが我々の常識の斜め上で飛んでいるアニメか分って頂けたかと思います。

しかし、このアニメ飽和国日本、ただのカオスアニメでは生きていけるほど生ぬるい世界ではありません。ではなぜ今もモンスー脳はモンスーノを愛し、広めようとしているのでしょうか?

それは、モンスーノがただのカオスアニメで終わらない魅力にあふれているからです。

 

モンスーノのここが凄い!~ストーリー編~

 モンスーノのテンポが光の速さでアクセルシンクロするレベルであることはすでに伝えましたが、モンスーノのストーリーの本筋自体は、とても丁寧に練られています。

前述したように、メインストーリーは父親を探す一期から地球の破滅を阻止する壮大な二期に流れていきますが、世界観自体は一期でほとんど察せるよう内容を収めており、二期から重要になるキーワードや伏線の中には、序盤から既に言及されていた物があるなど、観れば観るほどその伏線の回収の巧みさに舌を巻かざるを得ません。

まあ濁流のごとく情報が押し寄せるモンスーノで昔の伏線なんて覚えてられるか!という意見も否定できませんが…

怒涛の展開の第一話も、冷静に観てみれば、「主人公は仲間と旅をしている」「旅の目的は父の発見」「モンスーノは父と関係しているらしい」「そのモンスーノを狙う敵、STORM」

と、世界観と主人公の目的、モンスーノの謎、敵の存在をすべて説明しきっているのは、とても素晴らしいと思います。

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私の好きなホビーアニメに「マジンボーン」があるのですが、

マジンボーンが「第一話の展開をゆっくりすることで、主人公を取り囲む平凡で尊い日常を丁寧に描き、その後の主人公がこの日常を守ろうと奮闘する姿を強く印象付けさせる」という手法を取り入れているのに対し、

モンスーノは「第一話をギア5アクセル全開でぶっ飛ばすことで、視聴者に最低限の情報を余すことなく与えその後の展開のテンポを乱さないようにする」という、真逆な方法でアピールしているのがいいですね。

マジンボーンのテーマのように、モンスーノとマジンボーンは勝ちと負けでは表せない、それぞれの素晴らしさを持っていますね。例えるなら、「剛のラオウと柔のトキ」のごとく、この玩具アニメ世紀末で輝く二つの星として我々を魅了していました。

 

モンスーノのここが凄い!~モンスーノ編~

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 さて、ここまでモンスーノのストーリーや登場人物について語ってきましたが、物語の核となる生命体、「モンスーノ」はどうでしょう。

モンスーノはスピンバトラーがコアをスピンすることで現れる巨大なモンスターの総称です。

いわばポケモン的な存在ですが、どのモンスーノもとにかくデカい。

主人公のパートナー、いわゆるピカチュウ枠であるロックですら5m近くあるので、作中行われるモンスーノ同士のバトルは、とにかくダイナミック。

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ルールはほとんど決まっておらず、とにかく相手のモンスーノ(もしくはスピンバトラー自体)をKOさせればいいので、毎回巨大なモンスターたちが、その圧倒的なパワーを余すことなく発揮し、宙を大地を駆け巡り、こちらを飽きさせないバトルを見せつけてきます。

海外アニメの滑らかな動きが最も活きていますね。

 

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 作中様々なモンスーノが登場しますが、

「動物の面が強く、生き生きとした動きを見せるコアテックモンスーノ」

「兵器の機能を取り入れたSTORMモンスーノ」

「異形の怪物にスタイリッシュなデザインを組み合わせたエクリプスモンスーノ」

「サイボーグの如く機械と融合したフォージモンスーノ」

「相手のモンスーノをコピーする、禍々しいオーラのファイブアームズモンスーノ」

のように、組織ごとにモンスーノも個性を出していてかっこいいですね。

体色でどの組織のモンスーノか一発で分かるのもグッドデザイン。

私は第一話でUFOの襲来と見せかけた瞬間、上部でヒュドラの如く鎌首をもたげる「スカイサイト」が、こちらを驚かせる奇抜なフォルムとかっこよさが同居していてとても好きです。

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 現れるだけで車が潰され、町が壊滅状態になるほど、大きなパワーを秘めたモンスーノ達。彼らをいかにコントロールするのか。そして、人間はモンスーノとどのように向き合えばいいのか。

モンスーノを生物兵器として利用する軍、強大なパワーを手中に収めようと画策する組織、更にはモンスーノの自由を謳い解放を訴えるグループ…彼らと対峙したチェイスたちが出した結論とは… ただの巨大生物に終わらないモンスーノとの関わり方も、物語のテーマの大きな一つとなっています。

 え?モンスーノの玩具が欲しくなってきた?そうですか…

 

おわりに

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 いかがだったでしょうか?というか、ここまで皆さん疲れずに読めましたでしょうか?(この時点で原稿用紙約22枚分。申し訳ない。)

長くなりましたが、モンスーノの魅力が少しでも伝わればいいなと思っています。

この記事を見て少しモンスーノが気になった方は、お近くのTSUTAYAを探せば、レンタル専用のブルーレイ版モンスーノが見つかるかもしれません。

なかった場合は、バンダイチャンネルニコニコ動画で配信を観るのもいいでしょう。

www.tv-tokyo.co.jp

モンスーノはストーリ自体は深いですが、基本一話完結でどこから観ても楽しめるように出来ている(ニンジャスレイヤーの三部とかが近いと思います)ので、気になったキャラ、物語、モンスーノをとっかかりに、自由に飛び込んでみましょう。

 

え?家庭用のブルーレイは無いのかって?

今すぐ投票だ!自由を!モンスーノをいつでも見れる自由を!!

meister.blu-raydisc.com

 

それではまた次回があればお会いしましょう。ありがとうございました。